2015/02/06

歌詞 和訳 Hozier - Take Me To Church (ホージア - テイク・ミー・トゥ・チャーチ)

Hozier - Take Me To Church (ホージア - テイク・ミー・トゥ・チャーチ)
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Song by Hozier

グラミー賞特集、第4弾は、
偶然ですが、U2に続いてまたアイルランド出身のアーティスト。



ホージアが2014年にリリースした1stアルバム"Hozier"より、
"Take Me To Church"の歌詞を和訳してみました。

リベラルな色合いを強く感じるメッセージ・ソングで、
Music Videoでは同性愛やホモフォビアがモチーフとなっていますが、
詩では宗教的な言葉が多数用いられ、無神論者や宗教的迫害など、
より広い解釈を可能にしています。

"I was born sick, But I love it"という詩の一節が示すように、
自由に生き、自由に愛し合う素晴らしさのようなものがこの曲のテーマで、
"sick"(病)は現代の抱える様々な問題を象徴している気がします。

第57回グラミー賞で年間最優秀楽曲賞にノミネートされ、
ノミネート曲を集めたコンピレーション・アルバム"2015 Grammy Nominees"にも収録されています。

授賞式ではアニー・レノックス(Annie Lennox)と共に、
パフォーマンスを披露してくれるみたいで楽しみです。

彼は今24歳。

TVショーで話してる姿を観たら年相応なんだけど、
歌い出すと急に大人っぽく見えるんですよね。




【英語 & 日本語 対訳】
"My lover's got humour
She's the giggle at a funeral
Knows everybody's disapproval
I should've worshipped her sooner"

僕の恋人はユーモアってヤツを解ってた
彼女は葬儀の時までクスクス笑う
みんなが非難すると知っても
僕はすぐに彼女を敬うべきだった

"If the heavens ever did speak
She's the last true mouthpiece
Every Sunday's getting more bleak
A fresh poison each week"

もし天がずっと何かを語っていたとすれば
彼女は最後に残された真の代弁者だ
日曜はいつも 絶望により近くなる
週が廻るたびに 生彩な毒がやってくるんだ

" "We were born sick", you heard them say it"

“俺たちは病にかかって生まれてきたんだ” 君は彼らがそう言うのを聞いた

"My Church offers no absolutes
She tells me, "Worship in the bedroom"
The only heaven I'll be sent to
Is when I'm alone with you"

僕の教派に祈りを捧げる神はいない
彼女が僕に教える “ベッドルームで祈って”
僕に贈られた唯一の天国は
君とふたりきりで過ごす時間なんだ

"I was born sick,
But I love it
Command me to be well
Amen, Amen, Amen, Amen"

僕は病にかかって生まれてきたんだ
だけどそれも大切に想ってる
幸福へと 僕を導き賜え
アーメン まことに かくあれかし アーメン アーメン

  ( *1 )
"Take me to church
I'll worship like a dog at the shrine of your lies
I'll tell you my sins and you can sharpen your knife
Offer me that deathless death
Good God, let me give you my life"

教会へ連れてってくれ
君の嘘に彩られた祭壇で 裏切者のように僕は祈るだろう
僕の罪を君に告げれば 君はナイフを研ぎすますことができる
朽ちることのない破滅を 僕に与え賜え
素晴らしき神よ 僕の命を君に捧げさせ賜え


  ( *1 repeat )


"If I'm a pagan of the good times
My lover's the sunlight
To keep the Goddess on my side
She demands a sacrifice"

もし僕が良き時代の異教徒であったなら
僕の恋人は太陽の光だ
僕の傍らの女神を守るために
彼女はひとつの犠牲を求めたんだ

"Drain the whole sea
Get something shiny
Something meaty for the main course
That's a fine looking high horse
What you got in the stable?
We've a lot of starving faithful"

海を残らず枯らしてくれ
輝ける何かを掴んでくれ
メインディッシュには肉たっぷりの何かを
それなら美しく高級な馬がいい
君は馬小屋で何を手に入れた?
僕らは飢えた敬虔な信者で溢れてる

"That looks tasty
That looks plenty
This is hungry work"

美味そうに見える
たくさんに見える
腹の空く仕事なんだ


  ( *1 repeat×2 )


"No Masters or Kings
When the Ritual begins
There is no sweeter innocence than our gentle sin"

指導者も王も存在しない
祭礼が始まれば
僕らの軽い罪ほど愛しい純潔など存在しやしないのだ

"In the madness and soil of that sad earthly scene
Only then I am Human
Only then I am Clean
Amen, Amen, Amen, Amen"

哀しい地上で臨む 狂気と汚れに塗れ
僕はようやくひとりの人間になり
その時やっと穢れのない僕になる
アーメン まことに かくあれかし アーメン アーメン


  ( *1 repeat×2 )




Memo:
get = 頭の中に得る 理解する 分かる
giggle = クスクス笑い 忍び笑い / 面白い人
worship = 礼拝 祈り / 崇拝する あがめる
mouthpiece = 代弁人 スポークスマン
bleak = (見通しなどが)暗い 希望のない
fresh = 活き活きした
church = 教派 / 教会
offer = (神に祈りを)ささげる / 提供する
absolute = 絶対的存在 神
love = 愛着を抱く 気に入る 大好きである
command = 命令する / 指揮する
well = よいこと 幸福
Amen = アーメン (※キリスト教で祈りの最後に唱える言葉)
shrine = 聖地 / 祭壇 神殿
dog = 犬 / くだらない人間 最低の男 裏切り者
deathless = 不死の 不滅の
death = 死 / 死んでいること / 破滅 消滅
Good God = (※"いいぞ"、"ちくしょう"など喜怒哀楽すべての感動詞としても使われる)
pagan = 異教徒 / 無神論者
keep = 守る
sacrifice = 生け贄 / 犠牲
faithful = 忠実な支持者 信者 教徒 信徒 熱狂的ファン
master = (宗教の)指導者 導師
ritual = (宗教の)儀式 典礼
sweet = 優しい 思いやりのある 善意の / すてきな 素晴らしい / 大切な いとしい
soil = よごれた状態 / 汚点 しみ




“アーメン”(Amen)は、ヘブライ語で"まことに"、"たしかに"を意味する言葉です。

キリスト教では、"かくあれかし"という想いを込めて、祈りの最後に言葉を唱えます。

"かくあれかし"は、"このようでありますように"という意味で、
“わたしたちを誘惑におちいらせず 悪からお救いください アーメン”であれば、
“わたしたちを誘惑におちいらせず 悪からお救いください どうかそのようになりますように”
と言っていることになります。(※主の祈りより)




こちらがオフィシャルのMusic Videoです。

恐らく暴力的な内容があることから、未成年に不適切な表現を含む場合に付けられる、
"ペアレンタル・アドヴァイザリー"がマークされていますので、ご注意ください。


Song by Hozier

追記(2015-02-10):

Song by Hozier & Annie Lennox

第57回グラミー賞でのライヴ・パフォーマンス映像を追加しました。
アニー・レノックスとの共演です。

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